"転校"克服大作戦!
息子が新四年生、娘が新一年生入学のタイミングで、転校をする事になりました。
娘の方は、元々肝が据わっているので、ルンルンで堂々の登場^^;
息子の方はビビリまくりで、初登校の日に正門で写した写真の顔の引きつり具合と言ったら…ものすごかったです笑。。。
入ったクラスに、たまたま家の方向が同じ男の子がいて、仲良くしてくれたので、少し安心したみたいでした。
しかしながら、暫くの間は、緊張の面持ちで登校していました。
とりあえず、毎日学校の話を聞いてあげるようにしました。
どんな小さな出来事でも。
どんな些細な心情でも。
"授業中お腹が痛くなるんだ…"
"そうだね、ママも仕事でプレゼンの前とかお腹痛くなるなぁ…緊張するとなるよね、慣れればだんだんしなくなるだけど、最初の方はよくなったなぁ〜"
"この学校は、授業中に発表をする時、椅子をしまわないんだ。僕が間違って椅子をしまうと、みんながすごいこっちを見てくる…"
"へぇ〜そんな違いがあるのかぁー。どっちでもいい気するけど、郷に入っては郷に従えだね。慣れるまで仕方ないよ。でも、みんなは多分、間違えないように教えてあげたくて、あなたの事を見守っているのかもしれないよ"
彼の場合、人間関係というよりは、どちらかというと、気の持ちよう的な事が多かったので、
"そ〜んなの全く気にする必要ないよ〜大丈夫、大丈夫!"
という励ましを1,2ヶ月続けるうちに、気が付いたら、一年生から居たかのように振る舞えるようになっていました(笑)
私の方も、率先して係活動に参加して、なるべく学校へ行くようにしました。私もまた早く慣れるように。
場所柄、転入出が多い学校だったのも、良かったのかもしれません。学期の途中で転入してくる子も居たので、そういう子たちが来るとまた、話が盛り上がったようです。
自分は、幼稚園や学校に通っている間に、転校をした経験がなかったので、彼の気持ちを全く同じように感じる事は出来ませんでしたが、
彼が日々、新しい生活に慣れようと努力をしていたのは伝わって来たし、毎日の様子も細かく伝えてくれたので、同じ"気持ち"とは行かないまでも、近いところまで寄り添う事が出来たのではないかと思います。
大人だって、新しいところへ行く時、慣れてくるまで、相当なパワーを使うと思います。
ただ、さきにも話しましたが、
"郷に入っては郷に従え"
やった事がないから無理!ではなく、やってみたらどうだろう?楽しいかもしれない。やってみたら人が集まって来てくれた!なんて経験はないでしょうか。
また、私は新しいことを始める時、必ずドフトエフスキーのこの言葉を思い浮かべてしまうのですが、
"人間は慣れる動物である"
新しい事に、一生懸命取り組んでいたら、いつの間にか慣れていて、いつの間にか普通に出来る様になっていた、なんて経験もありませんか?
年端の行かない子供達にとって、"転校"は高い壁かもしれませんが、何事にも真摯に向き合っていれば、知らないうちに、"転校生"から"クラスの人気者"になっているかもしれませんね☆