男同士の関係〜義理の父子編〜
ドラマのワンシーンでよくある、男同士って、
ボール1つ、パスし合うだけで、なんだかしっくりしちゃうって話。
一緒に暮らし始めて2年半ほど。
「パパ」とはまだまだ呼ばないだろうけど、
だいぶ家族らしくなって来た気がするうちの人たち。
下の娘は、物心ついた頃にはもう実父と暮らしていないので、新しいパパだろうが、毎日キャッキャとじゃれついて暮らしている。
上のおにぃは、友達も多いことから、コミニケーション能力に優れているというか、何となく気を使いながらも、上手いことやり過ごしているような感じ。
おにぃは高学年になったこともあり、新しいパパと一緒に遊んだり、ふざけ合ったりすることはほとんどないが、たまたま娘が家を空けていた日、夫と息子が、ボール遊びをする機会があった。
小学科の校庭解放なるもので、土日の午後など、近隣の子供達(基本的に小学生以下)に校庭を遊び場として提供してくれる。(注意※地域によります)
ボールなどの遊具も貸し出してくれる。
サッカーゴールも、バスケットゴールもある。
転がっていたサッカーボールを持ち上げた息子が、「一緒にやろう!」と夫に呼びかけた。
その時夫はサンダルだったし、慢性的な腰痛もあるし、"あー…断ってしまうかなぁー…"と諦めていたけれど、彼は黙って息子の側へ寄って行った。
息子が蹴って、夫がキーパー。
今度は、夫が蹴って、息子がキーパー。
サンダルも一緒に蹴り上げたりしながら。
バスケもやった。こちらは2人とも苦手そう。
見てて笑える。
まるで"意識高過ぎタカスギくん"たちバリ!
なのに。
ものすごーく良い顔の二人。
童心に返ったような(…って息子はまだ童だけど)、
突然腹心の友にでもなったかのような、
車のCMに出てくる父子のような、
まったくもって良い表情。
なに?ナニ?何??????
ボール1つで急速に仲良くなるって、ドラマの演出じゃないんだぁ!!!!!
って、照れながら書いてしまうほど、
妻として、母として、ニヤけてしまった瞬間でした。
先日、全然違う話だけど。
この先もしも、お互いに何かあったら…の話をしていた時、夫がぽろっと言った言葉。
「お前にもしもの事があったとき、アイツらは俺と一緒に居てくれるかな?」
嬉しかった。