イマドキ流行らない運動会の組体操とソフトボール大会はいつまで続く⁈
都内在住の小学生といえば、"お受験"人口が極めて高い。小学3年生にもなると塾探しを始め、4年生には放課後は公園ではなく塾に行く。
6年生の秋頃には、志望校もある程度決め、更に遊ぶ間を惜しんで受験勉強に勤しむ。
そこへ来て。
秋のメインイベント運動会がやってくる。
6年生の見せ場といえば、"組体操"。
もう何十年も、どこの学校でもやるヤツ。
学年全体でやる「ピラミッド」こそ、危険を理由になくなってきたものの、「扇」だの「トンボ」だの、体を使って、別の人間の体を支えるような造形美には、観覧席からも感嘆の声が上がる。
が、一方で。
・右手でも怪我したら勉強が出来ない
・授業が遅れる
・練習でヘトヘトになって塾で居眠り
と、いうような意見もある。
帰国子女に至っては、"日本の学校は、なんのためにこんな事をするんだろう?" …
「運動会」自体馴染みがない。
何十年もずっと同じ事をしているのだから、現在の小学生事情を考えてみると、臨機応変に演技種目を見直す機会があっても良いのではないかと思う。
更に運動会とは別に、地区対抗で行われるソフトボール大会。 6年生なんてもうてんで集まらない。それこそ有志でソフトボールメンバーを募ったところで、集まる時代じゃない。
ソフトボール大会は、近隣の小学生同士で試合をすることにより、6年生が翌年中学校に入学した時に、馴染みの顔がいる!というコミニケーションを目的としているそうだが、
近頃の試合では見学の保護者のヤジがすごく、あまり良い雰囲気ではないという。
"伝統"や"想い出作り"は、"時代遅れ"を続けることではないと思う。
2年後には、学校教育も大きく変わる。
組体操やソフトボール大会が、ヨガのポーズやバーベキュー大会に変化する未来が来ますように!!!